ムスコに勧められて、WWDCの基調講演を昨年から見始めたかあちゃん。
WWDC2021も眠い目を擦りながら、2日間に分けて視聴しました。
「空間オーディオ」ねえ。我が家には関係ないわあ。
ところが次の瞬間、画面にかぶりつき。
Apple Musicで「本日から提供されます。」って・・・それはなんなの?
かあちゃんは、Apple Musicがお気に入り。いつも車の中で聞いたり、料理を作るときに利用しているよね。
音楽は、心の糧よ。
ロスレス・ハイレゾ・ドルビーアトモス。言葉が分からない。
そもそも言葉がわかりません。
- ドルビーアトモスを利用して、立体的な音響をヘッドホンやイヤホンで楽しめるようになった。
- Apple Musicでロスレス・ハイレゾ配信を開始しました。
- ヘッドホンやイヤホン、空間オーディオのシステムを使って、Apple Musicを視聴すると3Dオーディオ体験ができます。
WWDC2021では、この3点が伝えたかったようです。
ハイレゾくらいは、ムスコとの会話の中で聞いたことあるような。。。
ロスレスとハイレゾの違いから見ていこうか。
ロスレスとハイレゾの違いは、情報量の違い。
簡単に言えば、音を保存する時に、より細かくたくさんの音を保存できる技術のことです。
音のデータを圧縮するから、情報量をCDよりも軽量化して届けられるんだ。
軽量化。それって意味あるの?
ストリーミング再生の時に、データ容量が大きいとすぐにパケ死するぞ。
音はどうなるの?
ロスレスの場合は、CDで聴くのと同じクオリティだね。
ハイレゾは?
ハイレゾはCDよりもさらに情報量を保存できるから、CDよりも高音質で聴くことできるよ。
ハイレゾは、CDでは入りきらなかった音の情報量をたくさん持っています。音の量、つまり「音の太さ・繊細さ・奥行き・圧力・表現力」が段違い。アーティストの息づかいやライブの空気感など、CDでは聴こえなかったディテールやニュアンスを感じ取れるのがハイレゾなんです。
引用:SONY「ハイレゾとは?」
ドルビーアトモスの空間オーディオとは、3Dオーディオ体験のこと。
ドルビーアトモスは、立体的な音場を体験できる技術のことです。
今まではホームシアターや、一部の映画館でしか体験できませんでした。
これが、Apple Musicで楽しめるようになったのです。
「空間オーディオ」と言うのだから、立体的な音が聴けるのは想像できる。
今回の発表のすごいところは、アップル製デバイスで楽しめることなんだ。
そんなにすごいことなの?
ドルビーアトモス対応映画館が、全国にどれだけあるか知ってる?
オレたちの使える映画館は、一軒も無いよ。
そっ。そんなに少ないの!
ドルビーアトモス対応映画館と言っても、1,2スクリーンあるだけとかね。
そんな最新技術が、お手軽に楽しめるんだ。
ドヤ顔して発表するのもわかるだろ。
どうやって聴けば良いのか?
もともと基調講演を視聴した瞬間から、早く試して見たかったのです。
基調講演では、「Dollby Atomos on Apple Music」と紹介していた。「空間オーディオ」が使えそうな方法は、SONYのブラビアかな?
ロスレスを試すのに一番簡単な方法は、純正イヤホン。
ところが、もっと簡単な方法があるのです。
純正の有線イヤホンだよ。
iPhoneの箱に入ったままになっている、あれ?
そう。あの使っていなかったイヤホン。
まいご家では3人とも、AirPodsを利用していたので、有線イヤホンは購入したままの状態です。
iOS/iPadOS 14.6以上、macOS11.4以上の端末なら、有線イヤホンを接続したら、ロスレスでApple Musicが楽しめるよ。
iPhoneは14.6
機種のことではないからね。OSだよ。
機種だと、iPhone6s以降の機種だね。
設定アプリから「情報」へ入って。システムバージョン14.6。
そこそこ。
それにハイレゾロスレスは、有線イヤホンだけだと無理だよ。
えええ。どうすればいいの?
追加の機材が、ひとつ。お値段、諭吉3枚かな。
だめだこれは。
ワイヤレスではロスレスは楽しめない。
かあちゃんのApple Musicの楽しみ方は、3種類です。
- Bluetoothを使って、AirPodsを利用して聞く。
- Bluetoothを使って、カーオーディオを利用して聞く。
- Bluetoothを使って、ソニーのブラビアを利用して聞く。
つまり、全てワイヤレスで利用している。
「空間オーディオ」を楽しむためには、何がいる。
まいご家では、テレビを買い替える時、ドルビーアトモス対応のSONYのブラビアを購入していた。
家庭内ICTアドバイザー。ムスコお勧めのテレビ。
次の技術のために、考えられる最新モデルをお勧めしておいた。
家にドルビーアトモスがあったとは、知らなかった。
購入時、呪文のように言われていたような・・・
4Kしか見ていなかったなあ。
本格的に楽しむためには、ホームシアターの導入が必要。
ブラビアがあるとは言っても、そこはテレビ。
本格的に音を楽しむためには、ホームシアターを導入するしかありません。
ここまで来ると、一般家庭のレベルを超える。
かあちゃん、趣味でシステムを組む人もいるけど。
AirPods Maxなら「空間オーディオ」を試せる。
AirPods Max なら、「空間オーディオ」に対応しています。
ヘッドホンの機器内蔵スピーカーが入っているんだ。
だから「ドルビーアトモス=空間オーディオ」は、AirPods MaxならBluetoothでも使えるのね。
この部分、実は理解するのにかなり大変でした。
AirPods Maxは、「ロスレス」には対応していないのだ。
でも、「ドルビーアトモス=空間オーディオ」には対応している。
- 「ロスレス」は、スマホ等の機器本体からの出力。
- 「空間オーディオ」は、ヘッドホン側の出力。
なんとかこの辺りまで、理解できた。
AirPods ProとAirPods(第三世代)でも「空間オーディオ」を楽しめる。
今年の秋の新製品で発表されたAirPods(第三世代)は、「空間オーディオ」に対応しています。
AirPods Proは「空間オーディオ」に対応していないよね。
何言ってんの、対応してるよ。
していないと思っていた。
だから新しく出たAirPods(第三世代)すごいと思っていた。
有線に逆戻り。でも、ソフトウェアのアップグレードで対応できるのはすごくない?
結局一番簡単に「空間オーディオ」や「ハイレゾロスレス」を楽しめるのは、Apple製の端末に有線ヘッドフォンを繋ぐ方法です。
でもすぐに対応してくるような気がする。
映像の世界が、4K画質が標準になったのと同じだと思うよ。
有線イヤホンやカーオーディオにUSB接続で繋ぐのが、先祖帰りしているようで面白い現象よね。
でも、ソフトウェアのアップグレードで新技術に対応できるところはすごいよ。だからオレはApple製品やApple社が好きなんだ。
「空間オーディオ」を気軽に楽しむために、M1搭載のmacOSが欲しいな。
あっ。少しわかってきたね。
新しい技術を気軽に楽しみたいなら、機材のアップグレードも必要かあ。
設定方法はどうやるの?
「空間オーディオ」から試したかったので、リビングのブラビアが使える週末に試して見ました。
シニア世代がいるまいご家では、平日は誰かがテレビとして使っている。
テレビが動いていない休日午前中が、ブラビアの機能を試すチャンスなの。
iPhoneの設定画面からスタート
ここまでが、使えるスマホの通信量が決められていて有線イヤホンで音楽を聴く人の設定の限界なんだ。
モバイルストリーミングが、ロスレスになっていない。
通信プランのギガ数に限度があり、純正イヤホンやUSB接続でオーディオを使う人にはこの設定が限界。
「モバイル通信ストリーミング」をロスレスにするとどうなるの?
モバイル通信ストリーミングを「ロスレス」に設定すると、次のような表示が出てきます。
Apple Musicを使う時には、「モバイル通信ストリーミング」を主に利用しています。
「邦楽ヒッツ・トゥデイ」とか「Favourites Mix」を主に聴いているから、曲を自動更新してくれるのが良かった。
ダウンロードをしてから聴く習慣がないんだろ。
「モバイル通信ストリーミング」を「ロスレス」にしたらどうなるの?
・・・・。
通信プラン変更をしようか、かあちゃん。
それはつまり。
無制限プランへようこそ!!
ブラビアで「空間オーディオ」を楽しんでみた。
設定を終えて、Apple Musicの画面に入ります。
「見つける」に「空間オーディオのプレイリスト」がある。
試しにAirPlayを利用して、ブラビアでApple Musicを流しました。
音がクリア。深みがある。
急いでiPhoneの純正イヤホンを、iPhoneの箱から取り出します。
有線の不便さとダウンロードの手間は受け入れるわ。
契約プランの変更にいこうぜ。
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